こんにちは。tkgです。
前回までは一般病棟から退院までについて記載させていただきました。
今回は退院後の状況・経過と共に、
国の副反応検討会・ワクチンの救済制度の紹介をさせていただきます。
退院後状況
11月5日に晴れて退院できました。
退院後は、
仕事復帰に向けての調子を整える期間でした。
現場復帰はまだ出来ない状態なので、まずは在宅勤務で復帰する形になっています。
11/8~12までは有給消化し、15日の週からの復帰で調整しました。
退院後~仕事復帰まで
まずびっくりしたのが、人一倍歩けないことです。。
- 人一倍疲れる
- 股の部分が痛い
- 心臓がドクドクする感じ
とにかく、街に出て自身で歩いてみると、
かなり「ゆっくり」でしか歩けなく、
(自分のおばあちゃんよりも動けないです。)
また、ある程度(15~30分)歩くと疲れる状態でした。
かなり体力も落ちており、体重も7kgぐらい減っているので、
人一倍疲れる状態でありました。
マスクもあるので、より息苦しく・しんどくなります。
また、手術後(ECMO・ステント)の股部分が歩いてるとピリピリ痛くなることが
初期の頃はよくありました。
こういったことを経験して、
1番自覚症状があったのが、
心臓のドクドクと波打つ感じがわかることでした。
これは歩いてる時でも急に「ドクン」「トクン」みたいなことがわかったり、
今まで何も感じなかったのが感じられます。
これが、1番感じるのが、寝る時です。
退院初期の頃は、就寝時、
心臓のドクドクが止まらなくなり、
イメージとしては内側から胸を殴りつけられてるほどのドクドク感です。
初期の頃はこれで眠れなかったりも多くありました。
この時までは心臓に意識を向けることはなかったが、
眠るのが怖いと思う時期だったので、よりイメージが強かったのかと。
退院期間が長くなるにつれて、症状は軽くなってきましたが、
半年ほどはこういったことも強く感じられ、実際今も少し感じるほどです。
仕事復帰後
初めはリモートでの復帰でした。
11月の1ヵ月をリモートとし
12月から現場復帰する調整をしてました。
ただ、1日座ってるだけですけど、
最初のうちはしんどくなりましたね。
後は、会議などで話すのも長時間話しているとしんどくなるので、
一時間くらいが限界でした。
また、11月は歩くのもしんどかったりで、
1か月では到底現場復帰できない状態でしたので、
12月もリモート勤務です。
この辺りからは体力も目に見えてわかるように回復していきました。
- 体重も7kg減ったのが元に戻ったり
- 自転車にも乗れるように
なので、先生と相談の結果、1月から現場復帰となりました!
現場復帰
現場ではサーバ等の機械を扱うのですが、
そういったかなり重量のあるものは持たずにしています。
現に今も進んで持たないような状況です。
夜勤がある仕事ですが、初めの内は夜勤がかなりしんどかったです。
先生も夜勤はあまり入ってほしくなさそうでしたが、
かなり体力を持っていかれる状態が続きました。
心臓のドクドク感も夜勤の生活でより濃く感じられてました。
現状では普通に生活できる状況にはなりましたが、
やはり心筋の大半が死んでしまっているので、
健康時との差を感じれますね。
ちなみに壊死した心筋は治らないので、普通の人よりも心機能の低下はありますね。
現状、今も軽い不整脈を出ていますので。
心臓の違和感や疲れやすいとかはこの先も続いていくんだろうなぁという
不安はありますね。
定期健診
退院時に先生からは、
1年くらいは定期健診で経過観察しますね!
とのことなので、退院後は通院しています。
その中で主な検査を紹介します。
ホルター心電図(長時間心電図)
上記のような小型の心電図を24時間つけた上で、通常の生活を過ごすという検査です。
これにより、普段の行動の中で心電図がどのような変化をするかを調べるものらしいです。
入浴はできないが、それ以外のことはできるだけ普段通りに過ごすのですが、
初めの内は違和感がずっとあったり、テープの部分がかぶれ痒いのが辛かったです。
この検査は今までで4回ほど実施してます。
また、何か行動する度に上記画像の行動記録メモを取らなくてはなりません。
これが何かと面倒なのと、初めの内はトイレでほとんど埋まってました。。
MRI検査
よくドラマとかで見る、あの丸い穴に入っていく検査です!
これ初めてやりましたが、けっこう辛いんですよね。。
磁気を利用してるかなのか、かなりうるさいです。ドリルみたいな音がずっと聞こえます。
また狭いので、初めはマスクをしていて入りましたが、苦しくてマスクは断念しました。
閉所恐怖症の人には辛い検査ですね。
まだそれは良いのですが、1番しんどいのが、造影剤を使用した検査です。
血管の状態をわかりやすくするもので、
私の場合は点滴で血管から投与するものでした。
検査が終わった後の気持ち悪さがけっこうありました。
今まで2回実施してますが、慣れないのと、
検査箇所が心臓なので、他より長時間検査になり、基本的に40分くらいはMRI内にいました。
これ以外にも定期的に
血液検査・心臓エコー・心電図検査等を織り交ぜながら定期健診を実施してます。
問診経過
まずは退院後から12月前に問診。
この時に心臓のドクドク感や疲れやすいことを伝えました。
先生いわく、
退院前の検査状況は問題なかったが、心臓のダメージもまだあるので、
ドクドク感もあるかと思うが、激しいものは気持ちの問題でもあるらしい。
やはり意識しすぎ感があるらしく、そこは心配ないとのことでした。
ただ、症状があるにはあるので、
現場復帰OKとの判断は難しいとの診断でした。
その後は、1月の復帰に向けて、ホルター心電図とMRIの結果から、
現場復帰を時期を判断するとのことでした。
ここで当初の症状も緩和しており、検査結果も問題なかったので、
復帰可能の診断が下りた形です。
今は、検査時期は2~3ヵ月おきになっており、検査できるものはすべて実施してもらってる状態です。
この問診時に前回記事に記載したような、論文や検体提出の同意書を記載したりもしてます。
これを聞いた時は同意したが、かなりビックリです!そこまで!?な感じです。
今後の3回目接種などあるので、研究が進めば色んな人の役に立ったり、
ワクチン接種の条件も変更あるかもとのことだったので、役立ててくれるなら是非な気持ちです。
ちなみにですが、こういった形で同意書があります。
ワクチンの救済・副反応検討会
この部分の詳しいお話は次回にさせていただこうと思います。
予防接種健康被害救済制度
コロナワクチンに関わらずですが、
予防接種法に基づく救済(医療費・障害年金等の給付)申請ができます。
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000912784.pdf
厚生労働省のHPに詳細が記載されてますが、
より詳しくは住んでる各都道府県のページに詳細があります。
簡単に説明すると、ワクチンのせい!との因果関係が認められた場合に給付されます。
主なものは、(コロナワクチンの場合)
- 医療費の自己負担分
- 医療手当(大体3~4万くらい)
- 死亡一時金(約4000万円)
まぁ私の場合は、認められると医療費+約7万な感じです。
この辺は手続きがかなりややこしいので、
詳しくは住んでる地域の保健所に問い合わせるのが良いです。
私の場合も保健所経由で申請でしたので。
副反応検討会
それが上記ページです!
ここの検討会資料にはワクチン別の副反応報告が一覧にされていたりします。
上記のような情報が確認できます。
初期はすべて一覧になってましたが、現状は報告日別の資料になってるので、
自分がどこにどう書かれているか?
その結果どうなっているか?
を確認するのは非常に困難ですが、一応は報告されてるっぽいです。
今回は経過報告と、制度や検討会の紹介のみさせていただきました。
次回は、制度の具体的な申請~結果についてや、
副反応検討会資料でどう扱われているか?や
感じるところを記載していこうと思います。
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