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投資金融

【投資入門⑨】月約3万から始めれる投資(日本・アメリカ株式投資の違い)

投資

こんにちは。tkgです。

前回までは、

様々な要因によって株価が変わることを
説明させていただきました。

今回は、

株式のことを分かった上で、

日本とアメリカの株式投資の主な違いを

説明させていただきます。

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株式投資の主な違い

日本・アメリカの主な違い
  • 購入単価
  • 値幅

購入単価

まず購入単価という、

最低〇〇株から購入できます!

以下の購入数が日本とアメリカの違いです。

  • 日本は基本、100株単位
  • アメリカは1株から購入可能

日本では、

上記を見ると、「単元株式 100」の記載が
ありますね。

これは、100株単位でしか買えないですよ
とのことです。

で、上の数字が1株の値段(株価)です。

となると、

UFJでは9万4570円

ソニーでは137万2000円

が最低必要になってきます。

株価×100株=購入代金

となります。

100株以上でも101株とか153株みたいな
こともできません。

100株以上買うなら200,300、、、と

100株単位での購入となります。

売る時も同様100株単位です。

アメリカは逆に1株から購入可能です。

なので、90株や153株など

好きなように購入できます。

株価×購入株数=購入代金

となります。

売る際も決まりはありません。

2023/5/18終値

例にすると1株約175ドル購入で、

Appleの株主になれます。

アメリカ株購入はドルで購入となります。

なのでドルを所持していなければ、

日本円をドルに変換する必要があるので、

為替レートで必要な円が変わってきます

このように日本株は基本的に

100株単位での購入なので、

元手が多く必要な一方、

アメリカ株は比較的少額から購入可能
なってます。

ただ、1株だけで色々購入しても、

投資の観点では、

値上がり・配当益のメリットも少ないので、

ある程度まとまった方が
利益にも繋がりますが、

自由度はアメリカ株の方が高いです。

日本でも小額から株式取得できる、

株式累積投資株式ミニ投資

という投資手法もありますが、

優待や議決権がなかったり、

購入できる証券会社・銘柄も

決められてたり、

手数料が高くなったりしますので、

株式投資のメリットをMAXで受けれないこともあります。

値幅

これは1日で株価がどれだけ値動きするか
のことです。

例えば、

1000円の株が1日で1万円

1万円の株が1日で1000円

というような値動きです。

1日の値幅は、

日本では制限あり

アメリカでは制限なし

です。

制限ありとは?

これは1000円が10万円、10万円が1000円
というような

めちゃくちゃ値動きをSTOPする制度です。

あまりにも値幅が凄いと、マイナスの時は

かなりの損失になりますよね。

なので日本には、投資家を守るために

  • ストップ安
  • ストップ高

という1日の変動できる
上限と下限を決めた制度があります。

ではどう上限・下限が決まるのかというと、

前日の終値又は最終気配値段を基準として値幅が決まります。

これが値幅の基準価格となります。

気配値段とかは覚えなくても良いですが、

取引最後に出された注文で売買が
成立されなかったもののイメージですが、

(需要と供給のバランスが合わないことで)

なんとなく終値が基準になるなぁと思ってもらえれば。

基準値段制限値幅
100円未満上下30円
200円未満50円
500円未満80円
700円未満100円
1000円未満150円
1,500円未満300円
2,000円未満400円
3,000円未満500円
日本証券所ホームページより

後もあるので、値幅を見たいなら以下で。

値幅は基準価格で決まっており、

例えば1株1000円のものは、

その日高くても1300円まで、

安くても700円までとなっています。

このようにどれだけ高く(安く)なっても、

その日はそこまでになるイメージです。

また別途、以下のものがあります。

  • ストップ高(安)となり、
    かつ、ストップ配分も行われず売買高が0株
  • 売買高が0株のまま
    午後立会終了を迎え、
    午後立会終了時に限り
    ストップ高(安)で売買が
    成立し、かつ、
    ストップ高(安)に
    買(売)呼値の残数あり

簡単にいうと2営業日連続で、

ストップ高(安)になる場合

値幅制限が拡大し、

3営業日目は値幅制限が4倍になる制度

1000円株を例にすると、

1日目1300円(ストップ高)、

2日目1600円(ストップ高)、

3日目は4倍の値幅になり、

本来ストップ高になると、

2000円でストップ高だが、

3200円がストップ高になります。

400円値幅×4倍で1600円幅

まぁこのように市場の混乱を抑える制度が
日本にはあるということです。

ではアメリカは?

これがないので青天井です。。

上限ない値幅を

最近の具体的な例で見ると、

ファーストシチズンズバンクシェアーズが良い例かと。

2023/3/27チャート

3/27日で値がビックリするぐらい伸びてるのが見て取れますね。

3/26の終値が約582ドルなのに

3/27は最終、約895ドルになりました。

その差なんと、313ドルです!

日本円レート約138円(5/19時点)
見ると、

約4万3402円

1日で動いたことになります。

日本の値幅では価格から見ると、

1万円の上下制限ですが、

遥かに上回るものになってますね。

ちなみにこの値動きは、

経営破綻したシリコンバレー銀行の

預金などを米連邦預金保険公社から
取得することが材料視されたことが
原因です。

このようにアメリカ株の値幅の制限がなく、

1日の内に急騰で大きな利益を得られる一方、

急落で資産がなくなってしまう恐れもあり、

ある程度のリスクがあります。

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その他の違い

配当重視

アメリカの企業は株主の還元を
重要視する傾向があり、

配当志向が強い傾向にあります。

配当回数も日本なら1~2回が多く、

アメリカは年4回配当の物が多いです。

1ドル138円(2023/5/20現在)

JNJは1株158ドル(21815円)で、

約1株当たり4.76ドル(657円)の配当金や

Tでは1株16ドル(2209円)で、

約1株当たり1.11ドル(153円)の配当金など、

株式価格の配当金割合(配当利回り)が

日本より高い傾向に。

楽天証券より東証利回りランキング(5/20時点)

このようにランキングにしても6~8%ですが、

一時的な配当によって高くなってるものもあり
楽天証券よりNY証券所利回りランキング(5/20時点)

これも一時的なものも多いが、

日本と比べると破格な%になってます。

配当利回りが良いところが多く見えるが、一時配当や配当金が安定的に入ってこない場合もあるので注意を。

ただ、株主優待がない一方、

配当金で還元する傾向が強いのが特徴です

安定的で堅実なところで

配当金が2~3%の利回りのところも
多くあります。

取引時間

これは時差の問題になってきますが、

  • 日本なら
    9:00~11:30,12:30~15:00
  • アメリカなら
    【冬時間】
    23:30~翌6:00
    【夏時間】
    22:30~翌5:00

のように日本の夜中に市場が開いてる形です。

なので、デイトレードなど値幅が凄い時の

売り買いは注意です。

寝てる間に大暴落して起きたら気づいたということもありえます。

細かい部分をいえばもっとあると思いますが、

主な違いを紹介させていただきました。

株取引はリスクや初心者には
難しい傾向なので、

やるなら日本株からになるかと思います。

ただ、相場や業績を読んだりすることは
かなり大変かと思います。

そこで初心者向けでもある投資信託について、

次回以降で紹介させていただこうと思います。

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当サイトの運営者。
普段はIT系で運用保守のお仕事してます。
趣味でブログを始めるにあたって、
家電・ガジェット・機械・お金の話など、ジャンルに囚われずに筆者自身、または周りが経験したものを紹介やレビューしていきます。

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